◎財務部長【伊藤寛之君】
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公社の経営改善の努力及び成果という関係でございますが、御承知のように、公社の長期未利用地につきましては、現在も関係の課長での検討会もございます。また、新たに行革大綱にも未利用地の有効利用を盛り込みまして、さらに検討をしていきたいというふうには考えておりますが、市と公社の役割分担につきましても明確化を図るとともに、代替地等については市の土地会計で取得することにしたところでございます。そういう中で、10年度末の公社の保有地の状況につきましては、市の財政事情が許す限り買い戻しに努めまして、面積的には1万 4,565平米減、それから簿価にしましても11億 2,200万円の減となったところでございます。それによりまして、そういうことの中から保有土地の累積利息につきましても、前年度比わずかながらの 300万円程度増にとどまったところでございまして、これらの中で、公社の財務環境は非常に厳しいところではございますが、一定の改善は図られつつあるというふうに考えているところでございます。
また、大綱の用地の対象は、現在未利用地となっているものにつきまして、すべてについて対象として考えていきたいというふうに考えております。
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