◎社会教育部長【小笠豊君】
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所管においてどのような改善策がとられたかという御質問でございましたが、私ども社会教育部の中におきまして課長、館長等に集まってもらい、この監査の結果を説明しております。各所管において類似している契約については、それらをチェックするように指示しております。また、今後の対応としても、情報交換とともに、チェック体制を樹立するように指示したところでございます。
それから、プール関係につきましては、室内プール、あるいは屋外のプールもあるわけでございますが、それぞれのプール管理者で定期的に情報交換を行えるような、そんな場を設けていきたい。その結果、委託料の適正化、あるいはその他の業務についても関連する業務の適正化を図っていこうということで、そのスタートをしたところでございます。
それから、いま一つは、係長職をメンバーとする事務事業検討委員会、これは今現在あるわけですが、これを活用いたしまして、各所管にある契約がどういったものがあるか、まず、この把握のための調査を今実施しております。これらを集約する中で、定期的な情報交換、あるいは意見交換を行い、適正な契約管理をしていきたい、こんなふうに思っているところでございます。
それから、当年度の契約においてどんな改善が図られたかということでございますが、具体的に申し上げますと、昨年度の契約金額が 4,914万円でございました。当年度につきましては、業者の方から見積もりを出していただく段階で、他との情報交換の中で予定価格を定めまして、1回目不成立、それで2回目の見積もりを出していただきました。これもなお予定価格を下回らないということで、3度目の見積もりを出していただく中で、 3,780万円ということで、前年よりも 1,000万円強の金額を落とすことができました。事務事業を見る、また内容を見る中で、業者の方にも企業努力を求めていった結果でございます。
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