◎財務部長【下田豊君】
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委託契約の関係でお答えいたします。
まず、財務部契約課で契約しているものに限らせていただきますが、13年度で契約額が37億 8,600万円。このうち競争に付したものが19億 3,700万円、1社特命の随意契約が18億 4,900万円でございます。今後の増加の傾向についてでございますが、私どもといたしましては、極力1社随契のものについてはなるべく減らしていきたい、このように考えております。ただ、その割合につきましては、その年度年度の実施する内容、それによって1社随契なり、競争のもの、その辺の増減はあろうかと考えております。
それから、働いている方々の現状、それから賃金、労働条件の関係でございますが、御案内のとおり、非常に景気の状況がよくございませんので、多くの業種また業界で大変厳しい経営状況にあろうかと考えております。しかしながら、賃金等の労働条件につきましては、市の委託業務だけではなくて、民間の業務もその業者の方はなさっていると思いますし、幾ら支払うかとか、その労働条件につきましては、それぞれの業者の経営上のことにも属しますので、私どものところで個々の状況について把握するのは困難と考えております。
それから、市の方に労働者の方だと思うんですが、苦情が寄せられているかどうかという件に関しましては、私どもには寄せられておりません。
それから、入札に当たって業者に課している条件でございますが、下請未払い、それから事故、法律違反など、不正、不誠実な行いがないようにということの条件は付しているところでございます。
それから、東京都等で行っている総合評価競争入札につきましてでございますが、本市はこれと同じではございませんけれども、13年度におきまして、財務会計システムの構築、また基本計画の策定事務におきまして、プロポーザル方式を採用したところでございます。このプロポの方式は業者の価格だけで業者決定するんではなくて、業者の施行体制、従事者の能力、ノウハウ、それから業務に対する感性、これらを考慮いたしまして、本市が契約によって求める成果、それがよりよいものになるように判断をしてこの方式を採用したものでございます。御質問者のおっしゃっている総合評価方式、13年度本市で採用いたしましたプロポーザル方式と似通った点があるかと考えておりまして、総合評価競争入札、それにつきましてもメリット、デメリットがございますし、これから我々のところで行う契約、いろいろな形態が出てくると思いますので、よりよい成果が得られるもの、その場合にどの方式でいったらいいのか、御質問者のおっしゃる方式
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