◎【飯沢俊一議長】 第40番、井上睦子議員。
|
最後になりますけれども、まず、ふれあい財団の関係ですけれども、答弁の中では自主事業についての成果が強調されておりましたけれども、まだまだ十分ではないというふうに思います。指定管理者導入、5年後どのようになるかということは大変厳しい状況が待ち受けていると思いますので、自己改革を十分にやっていただきたい。そして、能力を高めていただきたいというふうに思います。
北野地区図書室の関係については、図書館との協議を進めるということでした。今、北野地区図書室のある北野市民センターは、8,600万円の家賃を年間払っております。北野地区図書室部分だけを計算すると、年間1,100万円の家賃を払っています。しかし、その家賃分だけの業績を上げていないのが実態でありまして、あと数百万円の予算を投入するだけで、図書館分館としての機能を十分に発揮するようになります。ぜひ費用対効果ということを考え、既存にある施設を有効活用するという意味からも、分館への転換を強くお願いしたいというふうに思います。ぜひとも図書館側も積極的な受け入れという方向で取り組みをお願いしたいと思います。
次に、住宅・都市整備公社の関係でありますけれども、西南部物流については、助役からリスクが発生する場合、事業主体にはならないという御答弁がございました。そういう意味だったというふうに思います。三菱総研の調査提言によれば、民間の事業者にはリスクが高いということ。そして、やるとしても、十分な調査が必要という意味で、消極的といいますか、やるとしてもという条件がたくさんついております。これは一定のレベルの高いシンクタンクの報告だというふうに思いますので、しっかりと受けとめていただきたいというふうに思いますし、逆に言えば、リスクの高い事業であれば、だれもやらないということになれば、開発はないということになると思います。ぜひともこの辺の状況、それから、環境保護という意味でも大変重要な土地だというふうに思いますので、きちっと管理をして、暫定活用という形で部分的な開発などもしないように強く求めたいというふうに思いますが、どのようにお考えでしょうか。
1点確認ですが、今年度中に公社から株式会社に移行するというような答弁が先ほど総合政策部長からあったと思います。その際に、公社の持つ土地、例えば川口地区の土地は、所有はどのように変わっていくのか。ストレートに100%出資会社の方に移行していくのかどうか。この土地の取り扱いについて明らかにしていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。
|
|