◎遠藤芳昭まちなみ整備部長
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私の方からは、造成の工事に伴う担当の所管という立場で御答弁を差し上げます。
まず、墓地開発についての基本的な考え方ということでございますけれども、墓地造成が市内各地で計画されまして、このままでは無秩序に周辺の緑も失われてしまうような状況が想定されます。墓地造成を規制するため、平成6年に墓地造成基準を設けました。基本的には、墓地の新設は認めない。あるいは市民のための墓地として、市内の既存墓地の増設については一定の条件を付した中で認めまして、事業者を指導しているのが現状でございます。
2点目は、大船、下柚木、犬目の3ヵ所、これにつきましての概要と経過という御質問でございますが、現在御質問3ヵ所とも、市への相談段階でございます。近隣住民への方々への話し合いがついていない状況にございます。このうち造成を伴うものにつきましては、市の宅地開発指導要項によりまして、事前協議が必要となりますけれども、近隣住民の方々との話し合いがついていない現段階では、受付をしてございません。また、地元から反対の要望も市に寄せられてございます。
なお、概要については、現在把握している限りにつきましては、大船につきまして、計画面積は716平方メートル、墓地の数ですけれども、190区画、それから、現在現地に都条例による近隣への周知のための標識設置を行われておりますけれども、これが平成16年の9月に行ってございます。
下柚木につきましては、計画面積が9,950平方メートル、墓地の数が1,105区画、それから標識の設置が17年の7月でございます。
犬目につきましては、計画面積が9,684平方メートル、墓地の数が720区画、それから標識の設置につきましては18年の8月に行ってございます。
基準の強化という御質問でありますが、前定例会でも答弁したとおり、基準の見直しは必要との観点から、条例制定も含めて、現在検討をしてございます。
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