◎田沼正輝財務部長
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まず、予定価格1,000万円の関係でございますけれども、業者は、市発注工事の内容とか、あるいは発注時期、それから参加業者の民間工事も含めた手持ちの状況、技術者の配置、市場環境などの諸条件から入札の参加不参加を決定しているというふうに思われます。御指摘の予定価格1,000万円以上について一般競争入札というのは全国的な大きな流れでもございますので、八王子市は現在2,000万円以上について取り組んでおりますけれども、この辺のところを将来的に拡大をできるよう検討を始めたいというふうに思います。
それから、1,000万円以上になれば辞退率が減少するのではないかとの御質問でございますけども、これは1,000万円以上とした場合であってもやはり業者は同様の判断をするというふうに思いますので、辞退率が減少するとはっきり申し上げることは難しいというふうに思っております。
それから、入札不調から再度入札までの期間は、これは最短で2週間ほどでございます。長い場合には御指摘の状況もあるわけでございますが、事業のおくれは各事業所間の対応、あるいは交渉、協議にも影響されるわけでございます。年度内の執行ができないような、支障を来しているような状況にはないというふうには考えております。
それから、早期発注の関係でございます。
学校施設の場合には特に夏休み期間という限られた時間で施行しなければならないというふうなことがございます。そのほかの土木工事にしても、その他の公共施設建築工事につきましても、契約担当の方から年度内の工期をよく見据えた上で早期発注をするように繰り返し通知をしているところでございまして、その通知に基づいて各所管が引き続いて協力をしていただけるように努力をしていきたいというふうに考えております。
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