◎井上睦子委員
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23年度、24年度について税収が確保できない場合には、さらなる事業の見直しということが挙げられました。私は新年度、22年度においてもそのことをやる必要があるのではないかという危機感を持っています。先ほど、法人市民税が確保されなければ、減収補てん債の活用も考えるということですが、この減収補てん債を活用すれば、市長の目標とする22年度末の2,300億円台市債残高が達成できなくなります。
今の予算の計画では、2,398億円が22年度末の市債残高です。あと2億円、地方債を発行するとすれば、これは2,400億円台にいってしまって、行革計画の目標には到達しないということになりますし、全会計で市債の発行と公債費の差は13億円です。13億円以上を上回って減収補てん債を発行するとするならば、これは財政規律の返す以上に借りないということが守られなくなってきます。
ですから、私は財政再建は継続をすべきだと思います。その中で、不要な事業をもう少し絞り込んで厳しく見直していく必要が、今年度においてもあるのではないかというふうに思いますが、その点はもう一度聞きますが、まず、減収補てん債を2億円以上、あるいは13億円以上、もし仮に発行するという事態になったならば、財政再建の目標に掲げてきた財政規律を守れなくなってしまうという事態になると、先ほどの答弁を聞いていて思ったのですが、財務部はどういうふうに考えますか。
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